「あ~ん。5キロもやせちゃったぁ。これじゃあモデルと間違えられちゃうわ」
とか言ってる輩がいたら相づちの代わりに拳を返しますが、どうしても体型っていうのは気になってしまうものです。特に昨今では極端な話、”痩せているほど美しい”といってもいいほどの価値観が世間を支配しているのではないでしょうか。この美意識、私のようなふくよかな美女には本当につらい。
ここで一つ格言を紹介します。
「人生において、ある者は希望をみつけ、ある者は脂肪をつける」
ちなみにこの言葉は、Aosy Duo という、17世紀イタリアの画家によって生み出されたんですけど、彼の代表作「乙女の祈りと希望」は乙女が乳房と引き替えに神から希望を受け取る様子を描いた作品で、女という性を捨て自分らしさを得ようとする力強い女性の姿は、当時として革命的であり、現在の女性にも通じるものが・・・・・嘘です。そんな画家いません。格言もありません。そもそも格言かどうかも定かじゃないし。ちょっと言ってみたかっただけです、ごめんね。テヘ。
で、主に脂肪的な面で体型が気になる人がとりあえずやるのはダイエットですよね。今や、女性のほとんどがダイエットの経験者だそうです。
ダイエットの方法といえば、運動や食事制限から始まり、サプリやエステ、あげくの果てに白い鶴のイラストや写真を家にある全身が映る鏡の右下隅に貼るというようなオカルティックなものや、「見せれば痩せる」とのたまい他人の迷惑を省みない現代人の抱える問題なんかが露呈してるようなものまである始末。
私もうら若き女性の端くれですからそれなりに体重や体型を気にするんですよ。そりゃあまりある私の魅力に比べればそんなもの微々たるものなんですけど、今や、「ダイエットしてる」っていうのが一つのステータスみたいになってますからね。仕方ないです。
で、まぁダイエットなんてのはいくらでも検索していただければ出ると思うので方法は省きますが、結果的にこの1年間で緩やかに3キロほど太りましてね。いや、何言ってるかわかんないと思いますけど、私も訳分からないんですよ。ムキー。誰か、私をさらって!!私の脂肪をさらって!!みたいなーかんじ?
とりあえずそんなこんなで、ダイエットは継続中です。
ふと友人宅に遊びに行き、ふと鏡をみたら鶴がいる。そんな美しい女性がいたら注意しましょう。それは、私です。