最近の私の悩みといえば、「電車の中で何故か私の横にだれも座らない」ってことがあげられます。
あーもう、皆さんに心配かけないように軽く言ってる私ってなんていじましい!!テヘ。
・・・いや、ホントになんで??
だって、おかしいんですよ。ちらほら乗客が立ち始めた車内。明らかに私より臭そうなおっさんの横はうまるのに私の横は空いたまま。いや、別におっさんが臭いとは限らないんですよ。もしかしたら、すごくフルーティな香りがするかもしれないじゃないですか。まぁ、どちらかというと、私はそっちの方がいやですけど。
でもね、気づいてるんですよ。おじさんの臭いなんて関係ないってことに。私が美しすぎるのがいけないんです。察するところ皆さんは、「もしも俺が横に座るなんてことしたら、彼女は俺の体温で溶けてしいそうだ。それほどにも儚く、美しい。あぁ、でもその前に彼女を見ていると、俺のこの凍てついた心が解かされていくようだ」くらいのこと考えてるに決まってます。
でも、ホント其処まで考えてもらっておいて申し訳ないんですけど、私、人が横にいる位じゃ溶けませんから。いえね、暖房効いてる車内に居る時点でその位のことには気づいてほしいなぁってね。
あ、いえいえそんなに謝らなくても良いんです。この次から気をつけてくれれば良いんですから(-_^)-☆
そんなこんなで、先日やっと私の隣の席に人が座ったんですよ。推定46才のダンディーマンです。めがねが似合ってらっしゃる。
で、それはいいんですけど乗車してから5分くらいして、ダンディーマンは仮眠を取り始める中、車内に着信メロディが鳴り響きます。どうやら隣の方の電話らしくポッケを目を瞑ったままあさっています。そりゃもうすごい勢いで探ってます。でも、見つからない。そりゃそうですよ。この方、何を勘違いしたんだか私のポケットに手を突っ込んでますからね。
鳴りやまない携帯、犯される私のポケット。
そんな、風景は一人の女性の一言で幕をとじるのである。
「ッッゥブwwwww」
前に立ってるお姉さんが変な音だしながら呼吸したかと思うと、隣の男性が目を開けました。「カッ」って擬音を思わずおっさんの顔に書き込んじゃうかと思った。で、何をするのかと思えば手をすごい勢いで引っ込めて、こっち見ないようにしてます。コノヤロウ。
お姉さんもうつむき加減でこっち見ないようにして肩ふるわせてやがる。
―――だれも私を見ようともしない。
「みて!!もっと私をみてよ!!」
私の、心は狂おしく叫びます。でも、みんなこっちみない。
世間の冷たさをひしひしと感じた、土曜日の夕暮れ。
もしかしたらそのおっさん、確信犯なのかもしれませんよ。多分。痴漢したいけど逮捕は…→そうだポケットなら!みたいな。よく分からない思考回路ですけど。まるで俺の不可解なコメントのようじゃないですか。
痴漢、ヤバいですよ。っつーのも先日、男なのに痴漢に遭ったという笑うに笑えない体験したものですから…ええ。しかも尻でなく股間を揉まれるという大暴挙。もう婿にいけない。…ほら、ウメ子さんの方がよっぽどましな体験じゃないですか★
また、更新楽しみにしています。ではまた。
ご自身がおっしゃるとおりものすごい思考回路をお持ちで。どこをどうするとポケットで欲情ということがおこるのでしょうか。
男性の気持ちとは私にとっていと不可解なり。