先日、あまりに急いでいたため、社会のルールを破り、駅前に駐輪する私。
反逆のヒーローウメコ!!かっこいい!!ってね。
こういう事書くと、「あ、また犯罪ばらしてる馬鹿なやつがいるな」とか、「ちょっとこらしめてやるか」と、こう思う方もいると思うんですけど、いやもう、迷惑極まりなくて申し訳ない。平身低頭であやまりまくるしかないですけど、まぁ、世の中うまくできてますね。
悪いことは出来ないモノで、違法駐輪は、問答無用で強制撤去ですよ。
で、撤去されたことある人は知ってると思うんですけど、強制撤去されると「撤去しましたよ」ってなお知らせが書いてある紙が地面に貼り付けてあるんですよ。
それみて脱力してる私にマックの店員が、小さい紙コップに入ってるアイスコーヒー勧めてくるわけですよ。何事かと思ったら、キャンペーン中で仕事帰りの人にコーヒー振る舞うみたいなことしてるらしいんですよ。とりあえず、空気よめ。
で、そんなことはどうでもいいんですが、いやホント、あまりにもシカトされ続けるマックの店員に哀愁を観じて、思わずもらうも、コーヒー飲めなくて処理に困ったとかどうでもいいんですが、自転車撤去されたからには、取りに行かなきゃならないんですよ。
一駅はなれた一時保管所ってのが意外と遠いんですが、行きはバスで優雅に移動ですよ。 問題は帰りでしてね、行きの優雅さとはかけ離れて、気持ち悪いほどハァハァしながらチャリンコ走らせてたんですよ。なぜだか知らないんですが、山上るんですよ。で、やっぱり、上ったら下るわけですよ。
初夏を思わせる気温と、ほんの少し気になる湿気。
まとわりつくシャツの袖をまくり、ウメコは勢いよく地面を蹴った。
車輪は、次第にスピードをまし、軽やかに音を立てる。肌に感じる風はここちよく、少しづつ、自分が空気に、風にとけ込んでるかのような気分にさせる。
上がりすぎたスピードを、ゆるめるためにブレーキを握ると、不快な音が立つ。激しく悲鳴を上げる自転車に、爽やかな空気は切り裂かれ、夢心地から我に返る。
道、まちがえたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・orz
下ったばかりの道を上る。隠すことの出来ない先程より荒い息に、道行くおばさんは、畏敬の念を感じたのか道を譲ります。いや、もうね、一時保管所で罰金1500円払ったと思ったら、移動費って領収書だったりしたこととかどうでもよくなりましたね。「移動しなくて良いのに」って、思わずにはいられないとかどうでも良いですよ。
二度と違法駐輪はしないと堅く誓いましたね、私。違法駐輪は、立派な犯罪。ルールを守って住みよい社会。とか、標語を思い浮かべながら歩く私も、ついに最寄り駅に到着。給水所さながら笑顔で、コーヒーを差し出すマクドナルド店員。ぶん殴りそうになったし。割と、本気な感じで。
ブログランクーモーラ
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